ネテモサメテモ

強がったポーズの女の子

保育園グッズを揃えました

保育園ならではのグッズ、揃えるのに、自分なりのこだわりを持って、1円でも安いものを、ネットとリアルで比較検討しまくったので、ここにまとめておきます…参考になれば幸いです。

 

①お昼寝敷布団

まず第一条件として、昼寝布団セットは不要なんです。なぜなら、保育園からの指定が、敷布団(シーツ)とバスタオルだから。結構こういう保育園多いみたい。だいたいあのセットは、敷布団、掛布団、それぞれのシーツ、枕、バッグその他諸々…がセットになって、まぁまあ安いんですが、掛け布団と枕、その他はいらないんですよね。要らないものにお金を払うなら、高くても良い敷布団を買おうと思ってました。

わたしのその他の条件としては、持ち帰りが楽なように、薄くて軽くて、でも固くて底付きはせず、二つ折りと三つ折りができて、家の洗濯機でも丸洗いできるもの…あとお昼寝用なので、サイズは120×70で!

意外と条件を全て満たすものはないものです…検索しまくった結果、天然素材ではないんですが、楽天のサーナというものに落ち着きました。吸汗、放熱、消臭効果があって、特にアンモニア臭に強いという、赤ちゃんにぴったりの敷布団です。

本当に驚くほど薄いんですが、大人が寝てみても底付きしない!あと軽くて固いけどぐにゃぐにゃです。自立しないから、立てて干したり風通しはできませんので注意。そのかわり、二つ折りも三つ折りも自由自在です。5000円だから、相場からするとお高めです。

 

②お昼寝敷布団カバー

これはわたしとしては結構盲点だったんですが、120×70のお昼寝敷布団の専用カバーが意外と少ないんです。だから高い!シーツ1枚に2000円とか平気でします。

これはもう最安値でいいかな(できればガーゼ素材が良かったけど、うちのムスコは肌が強いし、洗い替えも買うことを考えると…)と探したところ、平成30年夏の時点では西松屋の999円が最安値でした。

ファスナー式。可も不可もなく、といった感じ。綿100%なのはありがたいですね。無地白系が良かったんですが、全部柄モノなのが残念かな…許容範囲の、アイボリーにソフトブルーとピンクの星柄を選びました。

③お昼寝布団バッグ

そしてこれらを週末に持ち帰るためのバッグ。120×70のバッグを三つ折りにするとしても、45×80、マチが15cmくらいあるバッグがいりますよね。そんなに大きいバッグはうちにはなかったので探しました。

これも大体ネットの相場は2000円しないくらい。布団運ぶだけなのに高いな〜!最安値を探しました。うちは車送迎なので、撥水機能はいらない、入れやすさと畳んだ時の厚みだけ考えて、キルトのものは避けて、少ししっかりしたナイロン地のものがいいかなぁと。

そしたらこれは西松屋じゃなくてバースデイが最安値。しかも色が可愛いです。帆布のトートバッグ風デザイン。税込1280円。買った後で気づきましたが、二つ折りだと収まりません。三つ折り対応。保育園では二つ折り保管されてるので、持ち帰り時には三つ折りにしてもらうことになります。まぁサーナの敷布団は折り跡つかないから、結果的には問題なし。

makepono お昼寝布団バッグ各種 | ベビー・子ども用品 バースデイ https://s-birthday.com/item/83982/

 

④バスタオル(タオルケット)

タオルケットは購入すべきタイミングがあります。それは、夏のセール時。西松屋の夏のセールでタオルケット50〜70%オフになります。

わたしはたまたまこの時期に入園準備をしていたため、元値2000円前後のタオルケットを70%オフで300円くらいの価格で4枚くらい購入しました。もし4月入園を検討しているなら、前年の夏セールを狙いましょう。

ちなみに、うちの保育園はタオルケットではなくバスタオルで指定されていましたが、タオルケットでも問題ありませんでした。多分サイズが合っていれば大丈夫かと。一般的にバスタオルと子ども用タオルケットのサイズはほぼ同じことが多いようです。120×70±10㎝のものが多いみたい。

バスタオルの値段は、西松屋で定価700円くらいのものが多いようです。

 

④口拭き用ミニタオル

うちはまだ0歳児なので、ループ付きの手拭きタオルは必要ありません。居るのはミルクとか食事の時に口まわりを拭うミニタオル。このサイズは20×20㎝。品質も値段もピンキリなんですが、1枚200円くらいかな。

わたしは理想的なものを見つけました。表はパイルで裏がガーゼのものです。キャラものを好かないので、そこだけ不満ですが、まぁ許せるかな、と、こぐまちゃんとミッキーミニーをチョイス。色合いもかわいいです。1日2枚持たせるとして、洗い替えのことも考えて3枚組を2セット購入しました。

ほかに同様のタイプでリサとガスパールとトーマス、ハローキティの柄あり。

 

⑤お名前シール

まぁ当たり前のことなんですが、保育園…服とかグッズとかの持ち物、全てに記名必須なんですよね〜(涙)いやもう想像しただけでしんどい!何か便利アイテム!ないの!?てことで調べて行き着いたのがお名前シール。スタンプとか自分で記名するタイプのとかアイロンシールとか色々ありますが、わたしが選んだのは、水に強いタイプの、グッズ用のシールと、アイロン不要の衣類向けのタグシールの2種類です。デザインもかわいいし、手間考えると、このくらいのコストならかけるって方多いのでは?わたし自身、手間と時間とお金を天秤にかけました。

 

⑥おむつスタンプ

これも記名グッズ。紙おむつ、全部に記名しないとなんですよね〜。そんなの毎朝?やってらんねぇよ!ということでスタンプ。

オムツのスタンプで有名なのはシャチハタのおむつポンっていう商品ですが、なんとこれインク充填式じゃないため、毎回インクパッドにつけてからの押印が必須。ひぇ〜てことで、連続捺印ができるタイプを買いました。

口コミはあまりよくない…でもわたしには充分でした。そもそも口コミで不評なのは、インクが乾きやすいという点。毎朝数枚押すというスタイルをとっていると、毎日インクの充填が必要だと。まぁ大きめサイズなので、おむつの枚数や日にちによってはインクの充填も必要だろうなとわたしは納得。

面倒なことはとにかく避けたいので、うちでは2週間に一度、夫と2人でおむつ丸々1パックまとめ押ししてます。一回のインク充填で50枚くらいは持つかなという印象。1パック押すのに20分くらいです。毎朝数枚押したり、まとめてマジックで記名するよりは作業効率よさそうだし、精神衛生上もいいです。

ちなみにこれ、スタンダードなタイプとコンパクトタイプがあり、口コミで、コンパクトタイプは服のタグにも押せる、とあったので、わたしは一石二鳥!と思い、コンパクトタイプにしましたが、小さいです。通常、保育園では大きい記名を求められるので、あちらからチクリと言われる可能性もあるかも。タグには問題なく押せますが。

 

ミルクを足して良かった

前のエントリーで、母乳育児の苦しみについて、偉そうに?語っちゃってましたが…4ヶ月検診で体重の増えが少ないことを医者に指摘され、ミルクを足すよう指示され、5ヶ月に入った今、完全混合になりました!そしてこれが運命の分かれ道となりました。いい意味で。

前記事では、完母が軌道に乗った、母乳量は足りていると書いてましたが、あの時点ではそう思ってたんですよね。信じていたというか。実はあの記事を書く前、母乳不足感とムスコの体重の伸び悩みで悩んでいて、市の新生児訪問でいらした助産師さんに色々聞いたんです。

当時の悩み。ひとつは頻回授乳(1日12〜15回、1時間半から2時間置きで間隔が空かない)に加え、長時間(1回30〜50分、1日トータル300分とか)のちょこちょこ授乳だけど、母乳量は足りているのか。ふたつめは昼寝をしない、抱っこでないと寝ないし続けて眠れない、1日10時間寝ないことがほとんどだけど大丈夫なのか。この2つが当時の大きな悩みでした。

それに対する助産師さんの回答は、1日15回授乳なんて全然多くないし、1回1時間超えなければ普通。カウプ指数低いけど、成長曲線入ってる(ギリギリ)から大丈夫。寝ない子は寝ない。ということで、当時のわたしはこの回答に大いに慰められ、そうか、この子は痩せ型でたくさん飲んでも太らないんだ。寝ない子なんだ、それもこれも個性なんだ。と思ったのでした。

でもね、違いました。個性じゃなかった。単に母乳が足りてなかったんです。母乳推進の方による「母乳が出ない、足りないということはありえない。頻回授乳さえすれば解決する」という意見をよく目にしますが、あれ、嘘です。どんなに頻回授乳を頑張っても足りない時は足りません。頑張ったって出ないこともあります。現にわたしは新生児期から4ヶ月までずーっと頻回授乳やってきましたが、足りてなかった。多分途中までは足りてたけど、ある時期から需要に供給が追いつかなくなってたみたいです。3ヶ月頃から体重が伸び悩んでて、心配してたので、多分その頃からかな。

ミルクを足して、ムスコは変わりました。まず、授乳間隔が空いた。前はグズる不機嫌なムスコを抱っこして、騙し騙し必死で2時間空けてたのが、ニコニコご機嫌のまま、余裕で3時間、4時間空くようになりました。そして、昼寝が抱っこなしで1時間とかできるようになって、1日の睡眠時間が12〜14時間に伸び、夜起きることも少なくなりました。夜間、前は5回以上起きてたのが、今は2、3回です。

つまり、前は常に空腹だったムスコ、出ない乳を必死で吸って、吸ってない時は不機嫌に泣いて、空腹だから寝付けなくて…という状況だったわけですね。これが、ミルクを足すことで解消されたんです。もちろん体重も増えました。書いてるだけで泣きそう。ムスコが不憫で。親の不勉強とエゴで、無駄に苦しめてしまいました…いや、わたしの場合は勉強しすぎの頭でっかち故かもしれないな。

本当に可哀想なことをしていたなと今は反省しています…頻回授乳が、ちょこちょこ飲みが、寝付けないのが、小柄なのが、全て個性だと信じていたとは!助産師さんの言葉があったとはいえ、結局はわたしもムスコ本人を見ずに脳内が母乳優先になっちゃってたのかもしれないなぁ、と。

4ヶ月検診で先生に体重の増えが少ないことと、頻回授乳を指摘された時、母乳足りてないですよ、って言われてムッとしたんですよ、わたし。だって頑張ってたから。1日300分、5時間の授乳ですよ。今になって考えると異常です。でもわたしは頑張ってた。ムスコが飲みたいだけ吸わせてた、つもりだった。ムスコはたくさん飲むなぁと思ってた。だって出てると思ってたから。先生に言い返しはしなかったけど、頭の中ではそれはムスコの個性なんだよ!と思ってました。痩せ型なのも、ちょこちょこ飲みなのも、長時間授乳も、ショートスリーパーなのも全部ムスコの個性なんだよ!と。あ〜今考えてみると、本当に愚かですね。ムスコもわたしも先生に救われました。

ミルクは今は昼間だけ、400とか500mlくらい足してるんですが、今や母乳は1日8回くらい、1時間そこそこしかあげていません。多分量としてはミルクと母乳半々くらいかな。わたしはムスコの寝かしつけにはおっぱいが必須だと思い込んでたんですが、今夜、ムスコはおっぱいでは寝ず、ミルクを飲んで寝ました。わたしが勝手におっぱいに、母乳に依存してたんですね。母であることのアイデンティティを母乳に見出してた。ムスコはそんなこと気にしてないんです。大して母乳に執着してない。お腹が満たされればそれでいい。こんなにシンプルな、簡単なことに、5ヶ月間思い至らなかった自分が寂しいやら恥ずかしいやら。母の道は茨の道です。次の関門は職場復帰。どうなることやら、またご報告します。

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母乳育児の苦しみ

 

さてさて、ムスコも3か月を迎えました!ここまできた!すごい!えらいわたし!

産後はやはり怒涛の日々です。わたしの場合、産後1か月半は実家に夫と身を寄せてたので、家事は母にほぼ丸投げして育児に専念できたし、夫はわたしより器用に何でもこなすタイプの男なので、育児も任せられる部分はお願いしてたけど、それでも…!

何がそんなに大変なのかっていうと、授乳、授乳ですよ!これに尽きる。誰にも代わってもらえないんだもん。四六時中、朝から晩まで、2時間おきとかであげ続けなきゃいけないんだもん。産前からある程度の苦しみは覚悟して、本とか読んで予習してて、だからこそ母乳にこだわりすぎず混合でいこうと考えてて、かつ乳腺炎とかの本格的なおっぱいトラブルがなかった(今のところ、ない)わたしでさえこんなに苦しんだんだから、何も知らずに母乳始めちゃった人とか、こだわり強い人とか、母乳トラブル多い人とかはもう地獄だと思う…母乳地獄…わたしの場合、産中、産後の苦しみの1位、2位が悪阻と母乳育児でした。です。

ここにわたしの母乳育児の記録を残しておきます。意外にも、母乳育児の苦しみについて詳細に取り上げたブログってあまりなさそうなので、誰かの参考になれば嬉しいです。授乳関連のお役立ちグッズも紹介します。

 

まず、前提として覚悟しておかなければならないのは、現代日本は完全に母乳信仰社会だってこと。大げさに言うと、「母乳=善・ミルク=悪」くらいな構図があります。産後、男女問わずいろんな人に聞かれます。「母乳で育ててるの?」「おっぱいは出てるの?」と。恐ろしいことにこれ、聞いてる本人は100%(たぶん)善意で聞いてます。すごいよね。相手が事情あってミルクだったり、母乳少なくて混合だったりして悩んでるかも、とかって一切考えないんだろうか。身内ならともかく、赤ちゃん連れてたら他人にまで聞かれますからね、これ。でも文句を言っても仕方ないんです。だってこれが現代日本社会の現状だから。こういう文化なんです。

しかし!この現状に苦しむのは母親たち。子供を産んで初めて「母乳=善・ミルク=悪」なんだ!ということを知り、母乳育児を満足にできない自分を責めます。責めまくります。ただでさえ、産後のメンタルは不安定なのに、ここにこの母乳問題が加わり、拍車をかけます。予習済みで、社会の風潮も知ってて、対策も練っていたわたしですら、それはもうつらかったです。実母がわたしを完母で育てた話を聞いたり、夫がミルクを足し渋るのを見たりする度、「みんなわたしが完母育児することを望んでいる…」「母乳が満足に出ないわたしを責めている…」「母親失格だ」と自分を責めまくり、欝々として、新生児期は特にムスコ自身のことを見てやることができず、余裕のなさゆえにかわいいともあまり感じられませんでした。あんなに望んで授かったわが子なのに。

ミルク育児は悪じゃない!確かに母乳にはメリットがいろいろありますが、だからといってそこに囚われてしまうと、お母さんの精神がどうにかなってしまいます。母乳育児がしたいという気持ちを否定する必要はありませんが、ミルクやそのほか母乳グッズもうまく取り入れて育児ができると、かなり楽になると思います。誰もがすんなり母乳育児できるわけではないので。むしろすんなりいかない人の方が多いんじゃないかな。ミルクで育てたって愛情がないわけじゃなし、先進国ではミルク育児の方がポピュラーらしいし、気に病む必要はありません。

わたしが妊娠中に読んだ本はこれ。母乳とミルク、若干母乳寄りではあるものの、なるべく中立的立場を意識して書かれた本です。入門編として産前に読んでおくことをおすすめします。 

新装版 産婦人科医ママと小児科医ママのらくちん授乳BOOK (専門家ママ・パパの本)
 

さて、ここからがわたしの体験談。

わたしの乳のスペックとしては、産前、乳頭マッサージはほとんどしておらず、予定日の前々月くらいから左胸の底筋?がズキズキする症状が見られ、乳頭を揉むと両方の胸から母乳がにじむような感じでした。

まず、わたしが「母乳つらい」となった背景に、産院がかなりの母乳推進派の病院で、わたしがそのことを深く考えていなかったということがあります。ちなみにその産院は、なるべく母乳、くらいな感じではなく、絶対母乳!母乳万歳!赤子の限界まで糖水、ミルク足さない!ゴムやシリコンの乳首も使わない! っていうガチな方針でした。実際問題、現場の助産師さんたちはそこまでシビアにはやってなかったけど。

わたしの母乳との戦いは、カンガルーケアから始まりました。分娩室で、産まれて数十分後のできごと。ムスコは食欲旺盛で、わたしの胸の上で乳を探し当て、吸い付きました。同日からもちろん母子同室、3時間ごとの授乳教育(スパルタ)が始まりました。

この教育がどんなものかというと、助産師さんの乳頭マッサージと、ムスコに乳を咥えさせ(吸わせ)る授乳練習がセットになったもの。マッサージはもうそりゃめちゃめちゃ痛いです。痛いの痛くないのって。しかも、手練れの助産師さんが3時間おきにマッサージしたところで、乳はそう簡単に出るようにはならないのです。わたしは産後2日で精神的にかなり参って、助産師さんにそう伝え、そこで手マッサージの代わりに導入されたのが、メデラの自動搾乳機、シンフォニーでした。 

 これでかなり楽になった!直接手でしごかれるより、機械に圧をかけられる方がわたしはよっぽど楽でした。このシンフォニーは、搾乳機ではかなり優秀なやつで、赤ちゃんの吸啜に似た動きをすることで、母乳の分泌を促す仕組み。乳頭を授乳向けに開発(柔らかく、伸びるようにする)してくれます。病院向けにしか販売されておらず、一般にはレンタルがあるそうです。

わたしはムスコとの直母の相性が良くなく、入院中はこれを、退院してからしばらくは同じメデラというメーカーの手動搾乳器、ハーモニーを使ってました。 購入予定でしたが、数年前に出産した叔母が新品同様のものを持っていたので譲り受けました。これは5,000円くらいで買えます。直母に悩む方にはぜひ試してほしい!わたしはこれで直母できるようになったし、今は乳腺炎になりそうなときとか、外出時搾乳するときとかに使ってます。 

 さて、うまく直母の授乳ができないままにスパルタ産院を退院後、始まったのは、授乳レッスンと搾乳、ミルク足しの生活…わたしの場合、搾乳生活を1週間続けたのですが、これは結構ハードだった…3時間おきの「直母授乳→搾乳→哺乳(私の搾乳中、夫に前回搾乳分の湯煎した母乳を飲ませてもらう)+時々ミルク追加」が昼夜続くわけで、1人じゃとても無理だったと思います。搾乳には、前出のメデラのハーモニーを使って、直母には、入院中にポチったメデラのニップルシールド ソフトを使っていました。 

これはわたしの救世主でした。妊娠中に買っておけばよかった。わたしとムスコの場合、直母がうまくいかなかったのには、いくつかの原因があったのですが、中でもわたしの乳頭がまだ直母できるほど柔らかくなっていなかったことと、ムスコの鼻が小さめだったため、吸啜と息継ぎがうまくできなかったことが主な要因だったみたいです。直母をするとギャンギャン泣かれて、かなりつらかった。

それがこのニップルシールドを使うと、うまく直母することができるようになりました。本来の用途としては、傷ついた乳頭を保護するためのものなのですが、これを使い続けることで、乳頭が柔らかく伸びるようになり、使っている間にムスコの鼻も成長、吸啜も上手になって、3か月でようやく、保護器なしで直母できるようになりました。

母乳育児が軌道に乗るのには100日見たほうがいいとよく言いますが、本当です。あまり神経質にならず、ゆったり構えて大丈夫です。ゆったりと言いつつ、産後、授乳で悩みまくったため、この本も参考にしました。ブログが元になっているため、記事はネットでも見られるのですが、やっぱり本としてまとまっていると見やすいです。 

ちょっと理系な育児 母乳育児篇

ちょっと理系な育児 母乳育児篇

 

これはWHOの母乳育児のガイドラインを元にしているため、かなりスパルタ寄りの完母を目指すための本なのですが、理系という側面から、根拠を持った解説がしてあり、とても参考になります。でもあまり追い詰められないように、くれぐれも注意してください。 

 

母乳量も問題なく、ほぼ完母になったわたしたち親子ですが、それでもわたしがしんどいときや、母乳が不足していそうなとき、誰かにムスコを預けるときなど、1週間に数回はミルクを与えていて、あえての「混合育児」を選択しました。

なぜなら、完全母乳には母乳以外の選択肢がないからです。全責任が母にかかってくる。このプレッシャーは相当なものですし、完母にすると少なくとも半年近く、母子はべったり離れられない生活を余儀なくされます。わたしはムスコがいても、夫のように一人で外出したいし、母乳に振り回されずに仕事にも復帰したい。何より、「わたしは完母で息子を育てている」という重圧が精神的にとても苦しかったので、逃げ道としてミルクも残しておきました。もしわたしに何かあったとしても、誰かがムスコにミルクを与えて育ててくれる。そんな安心感もあります。

ちなみにミルクはらくらくキューブを使っています。 

明治 ほほえみ らくらくキューブ 27g×16袋
 

単価はほかの缶入りミルクより高いですが、1つのキューブで40mlのミルクが作れるお手軽さ、個包装なので清潔、かつ外出にも便利なので。あと、粉と遜色ない溶けやすさです。完母寄りの混合だと、そこまでたくさんミルクが必要というわけでもないので、とてもおすすめです。

哺乳瓶は、メインで母乳実感に母乳相談室の乳首を付け替えたものを使っています。 

  

新生児期は、搾乳やミルクの量も少ないので、母乳実感100mlのセットも役立ちました。今もちょい足しの時などに便利です。 

 長くなったので、今回はここまで。また書きます。

新生児を迎える【無痛分娩レポその3・出産編】

これまで、計画無痛分娩を選択するまでの葛藤と流れについて、記事を書いてきましたが、やっと分娩当日の分娩そのものについてのレポートを書くに至りました。なかなか気分が乗らなくて、ここまで引っ張ってきてしまった。決してムスコの育児のせいではありません…

結果から書くと、わたしは計画分娩は大成功、無痛もまあまあうまくいって、超スムーズなスピード安産ができました。以下に時系列でレポートをまとめます。
 
当日、分娩への緊張や不安は特に感じないまま、ぐっすり寝て朝を迎える。多分分娩が決まってから1週間の猶予があって、ゆっくり心の準備ができたことと、死産の経験から、初めてのことではないし、死産より良いお産ができる(おそらく生きた子が産める)とわかっていたため、とても落ち着いていました。

それよりも、この前々日から持病のアレルギー性鼻炎らしき症状が結構酷めに出ていて、鼻で息ができないほどじゃんじゃん鼻水が出て、咳も止まらず、この状況で出産に挑めるのか?という不安の方が強かったです。結果、大丈夫でしたが…
余談ですが、分娩室アレルギー性鼻炎点鼻薬を持ち込みました。入院中、この点鼻薬と鼻うがいを併用しているうちに、退院前には症状は落ち着きました。
8:30  予定通りの時間に病院に着き、即主治医による内診を受ける。子宮口の開きは1㎝ほどで、まだまだだったので、バルーンを入れる。わたしはラミナリアを入れたことがあるから、リラックスできたのかもしれないけど、全く痛みを感じませんでした。ラミナリアは痛かったなぁ。あの時はばりばりに緊張していたし。その後、予約していた個室に移り、ベッドに横になってNSTをつける。

9:15  全部で3錠飲む予定の錠剤の促進剤の1錠めを飲むと、生理痛のような微痛がくるが、全然我慢できるレベル。夫と談笑しながら、こんなに時間があるのなら、読みかけの本(松田道雄『育児の百科』)を持ってくればよかったと悔やむ。
定本育児の百科 (岩波文庫)〔全3冊セット〕

定本育児の百科 (岩波文庫)〔全3冊セット〕

 
10:00  錠剤2つめを飲む。
11:00  子宮口のチェック。4㎝大。想定外に早く子宮口が開いたため、錠剤は2錠で切り上げて、分娩室に移って続きの促進剤は点滴で入れることに。この時点で痛みはまだほぼなかったので、え、陣痛きてないけど、え、もう!?という感じ。

11:30 分娩室で、硬膜外麻酔の管を入れる。事前に調べていた情報によると、この管を入れるのが痛いとか、入れる時の姿勢がつらいとか。でもわたしは点滴入れ慣れてるためか、管入れる前の麻酔注射のおかげか、管を入れる痛みはそこまで痛く感じなかったし、丸まる姿勢も、そこまで無理な姿勢を要求されず(「海老みたいに丸まってー」という指示だった…)、さほど苦しくもつらくもありませんでした。

むしろ、この時にはもう3分間隔の陣痛がついていて、悶え苦しみながら、夫の手に爪を立てていたくらいで、そっちに必死でした。だからわからなかったのかも…
この時、管を入れた時点で、麻酔も入れ始めてたらしいのですが、陣痛の痛さ、波は全く緩和されなかったので、わたしはもう少し子宮口が開かないと、麻酔は入れてもらえないんだと思い込んで、先生にも聞かず、陣痛に耐えていました。
そんな中、先生に指で破水させられたり、昼食が分娩台に運ばれて吐きそうになったり(立ち合い中の夫が廊下で5分で完食)、実際に吐いて、プリンペランを点滴に追加されたりして(情けない…涙)、陣痛に耐えること1時間半。この時間が今回のお産で最もきつい時間となりました。

途中で一度麻酔を追加されたことで、わたしは初めてもう麻酔が入っていたことを知って、「え!?こんなに痛いのにもう麻酔入ってたの?お金払ってるんだから、もっとちゃんと効くまで追加してくれ〜」と思いました。この病院は、妊婦本人が痛みに合わせて麻酔を調整するのではなくて、妊婦の様子を見て、医者が麻酔の量などを加減するシステムでした。

13:00  子宮口6㎝大。陣痛に苦しむわたしを見かねて、主治医が「痛いならもっと強い麻酔を入れましょう」と。わたしは待ってました!という感じで、強めの麻酔を入れてもらいました。入れてから20分ほどで効いてきて、さっきまでの痛みが嘘のようになくなり、無痛最高!モードに。

14:00 みるみるうちに子宮口全開。促進剤がよく効いたみたいで、子宮口が開くのがとても早かったです。しかも強い麻酔が効いているので痛みもなく。最高…と思っていたのですが、ここからいよいよ出産へ。
主治医2人、助産師3人、待機の小児科医1人、看護師1人に囲まれて、いきむことに。せまい分娩室に人数多くてすし詰め状態で、もうすごいプレッシャーです(田舎の病院だから、患者数、分娩数自体少なくて、体制に余裕がある)。
でももう麻酔で下半身の感覚はなく。指示される通り、おへそを見る感じで体を起こし、腹筋に力を入れていきむも、いきんでる感覚もよくわかりません。死産の時は自然分娩だったから、よくわかったのに。陣痛のタイミングに合わせて2回×3セットくらいいきみ、だんだんと赤ちゃんの頭は下りてきているらしいけど、実感はありませんでした。

ここで非常事態が…麻酔と度重なるいきみによる疲れが相まって、猛烈な眠気が襲ってきたんです。これはわたしからすれば想定外の事態。だって無痛分娩レポのどれにも、「眠くなりました」なんて書いてなかったし!しかもわたしは普段からあまり眠気を感じないタイプで、うたた寝とか昼寝とかほとんどしないんです。なのにこんな大事な場面でなぜ!?と朦朧とした頭で考えましたが、もうどうしようもなく眠い!
寝かぶりながら、目を必死に開けていきみました…やばい、こんなに人がいるのに、寝てしまっていきめないなんて。このままいくと産めない、下から産めない、そしたら帝王切開になってしまう、お腹切る、痛い、それにこの大勢の人の期待に応えないといけない。産まなきゃ、産まなきゃ、と眠気と戦いながら、それからさらに3回×4セットくらいいきみました。

14:30  最終的には先生の吸引の力も借りて、ムスコ誕生。手足を動かして、泣きながら産まれてきたので、死産の時を思い出して「わ!生きてるー!!」となり、少し涙が出ました。夫はただただ喜ぶばかりで泣いてなかった。わたしは気づかなかったのですが、希望していたへその緒も切らせてもらえなかったようです。あと、会陰が裂けたか切開したかしたみたいなんだけど、まったく気づかなかった…どっちなのかいまだに知りません。笑
 
という感じで、ムスコの出産は、促進剤のおかげで、分娩室に入ってから3時間、促進剤入れ始めてからは5時間というスピード出産でした。麻酔は途中からしか効かず、途中まで存分に陣痛を味わったし、産むときの眠気でいきめないというトラブルもあったので、麻酔より促進剤の方が今回のお産の手助けになったかも…という印象。出産時間は短いに越したことない、その分苦しむ時間も短くて済むから、というのが、前回の死産と今回の出産の経験、周りの出産エピソードを聞く限りのわたしの感想です。

わたしは麻酔が効きやすい体質で、その日の夜や次の日くらいまで、下半身の感覚がなかなか戻らず、そのおかげか、会陰切開も、後陣痛も、全くと言っていいほど痛みを感じず、薬も一つも飲まずに済みました。これは死産のときもそうだったので、麻酔云々ではなく、体質によるものかもしれません。あと尿意が退院前日くらいまで戻らなかったけど、よくあることらしいです。スピード出産は後がきついとか言いますが、わたしは退院後も、妊娠中の体調の悪さもどこへやら、すこぶる元気に過ごすことができ、これも前回同様、悪露も少なかったし、子宮の戻りも良かったです。

産後のわたしを苦しめたのは、ホルモンの乱れによるマタニティブルーと、スパルタ気味の授乳指導でした…あれは本当につらかった。このことについてはまた後日、書くかもしれません。

新生児を迎える【無痛分娩レポその2・産前編】

無痛分娩をすると決めるのに、葛藤と迷いでかなりの時間を要したことは前の記事に書きましたが、実際に分娩に臨むまでのレポートをここに書きます。長くなったので、分娩編は次に。

まず、わたしは里帰り出産だったのですが、里帰り先の病院で、無痛分娩ができることだけは知っていたものの(病院のHPに載っていた)、それが条件付きなのかどうか、計画出産なのか、費用はいくらなのかなど、詳細については知りませんでした。

30週くらいで、やっぱり無痛にしたいから聞いてみようと考えがまとまり、まずは32週の検診の時に助産師さんに無痛分娩が希望制でできるのかどうかを聞いてみたのですが、助産師さんからはよくわからない、あまり希望する人がいないけれど、先生に聞いてみてくださいとの返答が。

お産にも立ち会う助産師さんがそういう回答をするってことは、この病院ではリスクのある患者のみの無痛対応なのかもしれない…どうやら無痛分娩はできなさそうだと思ったわたしは思いの外がっくりきてしまって、無痛分娩をしたい理由についてまであんなに考え抜いたのに、無痛ができないなら自然かぁ…また死産の時みたいな痛い思いしなきゃいけないのかぁ。いや、もっとだよな。嫌だなぁ、と、シンプルに痛みの回避ができなくなることを残念に思いました。

次の検診は34週、ダメ元ではありましたが、ここで主治医に「患者からの希望で無痛ができるのか」を質問しました。すると先生はできると二つ返事。希望するなら次回検診で計画を立てましょう、とのことでした。一旦できないと思っていた無痛ができるということで、わたしのテンションは急上昇。詳しいことも聞かずに診察室を飛び出してしまったほどでした。

 計画分娩について考えたとき、無痛を迷った時ほどではありませんが、少し引っかかりはありました。バルーンや促進剤を使うこと、吸引や鉗子を使う可能性が高まること、はたまた誕生日を親や医者の都合で決めることになることなど、そんな人為的な出産って…と。

でもほんとこんなの今更ですよね。そもそもわたしは総合病院で出産することを選んでいる時点で、自然な出産よりも医療行為としての出産を選択しているし、ラミナリアと促進剤は死産した時に使った経験があります。吸引や鉗子はその延長線上だと捉えているし、誕生日は赤子が決めると言うけれど、さまざまな都合で親が選ぶ場合もあるし、国によっては占いで誕生日を決めて帝王切開するのがスタンダードというところもあるくらいだし…そもそも予定日なんか、母親の排卵日で決まるものだし、それ考えるともう誕生日云々なんてどうでもいいようにも思えました。だって子をなすのも生むのも100%親の意志と都合で行われるものなんだから。

日本の一部の人たちが支持している「自然な出産」を選ぶことにどんな価値があるでしょう?そこに価値を見出す必要はないし、病院で安全な体制、管理のもと子どもが無事に生まれてきてくれるなら万々歳だと考えました。

次の日、書類の手続きで再度病院へ。事務の方にもわかる費用などを聞いてみました。すると夜間や土日で料金が変動するものの、分娩費用+5〜8万で受けられるとのこと。思っていたよりずっと安い!このことでわたしはますます乗り気になりました。

いよいよ36週検診、赤ちゃんの頭、体の大きさをエコーで見てみると、頭囲が40週並みに育っているとのこと。そのため、計画無痛でいくなら来週出産!と主治医に言われました。わたしの事前調査によると、計画無痛でも38週くらいで行なっていることが多いという認識だったので、37週!?来週!?とパニックに。というのも、37週だと3月最後の週で、年度末ラストの誕生日、38週だと4月の最初の週で年度スタートの誕生日と、天と地の違いだったから。4月半ばが予定日だったわたしは、4月0歳で保育所に入れて職場復帰という予定でいたのでした。それがまさかの早生まれ!わたしは早生まれは4月1歳の入所で激戦、待機もありうるからNG!という知識を絶対だと思っていて(実際には選り好みしなければそうでもないらしいです)、無痛を希望するにあたっても、もし計画が3月中になるようなら断って自然に任せようとさえ思っていました。それがまさかの年度末…。

「どうしますか?希望しますか?」と、わたしの返事を待つ主治医。固まってしまったわたしの代わりに夫が「新年度を希望しているんですが、次の週ではだめですか?」と訊いてくれたが、先生の返事は「計画無痛をしたいのであれば37週にしかできません。次の週なら行いません」とのこと。さらにはダメ押しで「このまま自然を待つと、さらに頭も大きくなるから、難産になる可能性も上がりますよ」と。食い下がっても無理そう…?泣いて頼めばいけたかもしれないけれど、さすがにそんなこともできず。「頭が大きめなのはこの子の個性だから、その結果として計画無痛を選ぶのは運命だよ」という夫の言葉に納得させられたこともあり、計画無痛を37週でしてもらうことにし、先生が提示した3日間の中から一番早い日取りを選びました。それは、その診察の日からちょうど1週間後。

結果的に、わたしは計画出産を選んで正解でした。それはいきなりやってくる陣痛や破水を待つことにビビッていたから。計画して物事に当たることが性に合っていて、安心してその1週間を過ごせたためです。産前にやっておきたいことも計画的に取り組めたし、心の準備もじっくり整えることができました。確かに計画出産に使う促進剤にはリスクは伴いますが、信頼できる病院、医師のもとでの計画出産には安心できるものがありました。

 

新生児を迎える【無痛分娩レポその1・葛藤編】

このエントリーでは、わたしが実際に無痛分娩に臨む前に考えていたこと、無痛にするか悩んだ理由と無痛を選んだ理由についてまとめました。次とその次の記事で、実際に無痛を選択した過程、分娩のレポートを書きます。

第一子を死産してから2年ちょっと、ついに我が家に赤子がやってきました。未だに信じられない気持ちでいますが、実家でせっせと夫と赤子の世話をしています。

今回の出産は、死産前から興味があった無痛分娩を選択しました。選択するまでに、長い長い迷いと葛藤の時間を要しました。でも出産してみると、もうそれはそれはあっという間の出来事で、産前の悩みがバカらしくなるほど。
わたしが無痛を選択するかどうか悩んだ理由は様々ありますが、その中でも周囲の近しい人たちが難色を示したというのが大きかったです。(あとは費用とリスクの問題くらいで、費用は金で解決できるのでOK、リスクは自然分娩も変わらないらしいので気にしない、と解決。)が、いざ産後、その人たちと分娩方法の話はしていません。産む前は「どこで産むの?」「どうやって産むの?」と訊かれるものですが、産んでしまえば質問は「母乳は出てるの?」に変わるものだということを学びました。まぁ産後に興味津々で「普通分娩なの?」とずけずけ訊いてくる人もいたけど「下から産んだ」と答えて話題回避しました。(質問の意図として、帝王切開なのか経膣分娩なのかが知りたいのかなと思ったので。他意はありません。帝王切開も立派な出産です。)その手の質問をしてくるような人をまともに相手にするのは時間の無駄です。
これらの質問は非常にデリケートな話題で、それを口に出すことはデリカシーに欠け、場合によっては相手を著しく傷つける行為でしかないので、嫌われたくない相手にこういう質問をするのはやめた方がいいと思います。
さて、無痛分娩をするかどうか悩んだ過程で、検索魔のわたしは、数週間に渡って無痛分娩の体験談を読み漁りました。馬鹿みたいに。本も買って読みました。

 

無痛分娩のすすめ

無痛分娩のすすめ

 
 

色んな体験談がありました。無痛にしてよかった、しなければよかった、自然でよかった、無痛にしておけばよかった。でも結局、これらはそれぞれの体験者の経験則による意見に過ぎません。わたしが何を選択してどの結果になるのかは誰にもわからない。そういう感想を抱きました。そうして導き出したわたしの結論がこれです。
無痛分娩はうまくいけば、出産の痛みを軽減できるかもしれないけど、できないこともある。逆に自然分娩でもそんなに苦しまない可能性もある。それはやってみないとわからない。結局は運と相性次第。運が良い方に賭ける(無痛分娩の費用を支払う)かどうかを選ぶのは自分。

また同時に、何で自分が無痛分娩にしたいのか、その理由についてもかなり模索しました。自分を納得させるだけの理由が欲しかったので。もちろん、無痛分娩の一番のメリットである、痛みを軽減させることで、出産に冷静に臨める。出産への恐怖心を減らせる、という利点を享受したいという気持ちもありましたが、それだけでは、自分の無痛分娩を希望する理由は説明しきれていないと思えました。あと、もう妊娠・出産にまつわる苦しいことはもう死産時の妊娠から十二分に味わったから、今回の妊娠くらい苦しい思いはなるべくしないで済むような手段を選択したいという気持ちもありました。

でも一番の理由は、あえて少数派の分娩方法を選択したいという思いでした。分娩方法を選択する過程で、いろいろ考えすぎて、もう多数派の自然分娩でいっか!それを選べば日本では間違いないんだし。と開き直りそうになったことが数回ありました。でもそれってどうなんだ。マジョリティだから安心、という考え方は思考停止、考え、選択することを放棄する行為ではないか。自由に選択できる立場なのだから、きちんと自分の思考、気持ちと向き合って、納得できる選択を、どちらを選んでも後悔しないと思えるまで悩みぬくのがわたしのポリシーじゃないか、と思いました。そして思い出したのが、わたしは基本的に「差別する側の人間」だということでした。わたしがあらゆる差別を嫌い、憎むのは、わたしの中にある「差別意識」を意識し、常に対峙していたいからです。つまり自分を差別意識の強い人間だと自覚しているからこそ、差別行為をしたくないんです。

出産~育児という行為は、古くから人間(女性)の営みとして行われてきたもので、それを行う女性は常に周囲に見張られ、評価されます。出産方法、出産場所、育児(新生児期は授乳方法!)について…男女関係なく、それを経験しているかも関係なく、コメントされたり質問されたり。

無痛分娩は日本ではまだまだ非難の対象となっています。「痛みを感じないと愛情も薄い」とか「お腹を痛めてこそ母親」とか。だからこそわたしは無痛分娩を選択したいと思いました。自分が産後、無痛分娩をした人に「楽な出産でいいなあ」とか、完ミで赤ちゃんを育てている人に「赤ちゃんが可哀想」とか、思ったり(間違っても言ったり)しないように、そういう人間にならないように。育児という人生の大きな出来事を始めるにあたって、そのスタートである出産で、あえて差別される側のマイノリティな選択をすることにしたのでした。

最低限の出産準備【4入院準備・トータル金額】

 ⑥入院準備品【2,000円】

実はまだ入院バッグ完成してないんだけど…まぁいいや。

ちなみにバッグ自体はこれです。フェリシモの真っ赤なナイロンショルダー。軽くて丈夫で大容量。マザーズバッグにも使えるし、かわいいし、と妊娠前に一目惚れして買っていました。

www.felissimo.co.jp

また、わたしが出産予定の産院で、準備しなければならないものはごく少なくて(消耗品含め、病院側が用意してくれる物が多い)、以下のもののみです。

・バスタオル、タオル(母風呂用)

・パジャマ、下着(母着替え)

・ベビー肌着、服(退院時)

・割れないコップ、スリッパ

 タオルやスリッパは、実家にあるものを借りることにし、ほとんど新しく買ったものはありません。

以前から持っていたマタニティパジャマ2枚はベルメゾンのもの。着心地がいいし、使いやすいのでおすすめです。2,990円。でもわたしの場合、長期入院だったので、新品を購入しましたが、出産入院のみだったら、マタニティパジャマ自体購入しなかった気がします。高いから…。助産師さんも言ってたけど、ワンピースの前開きタイプで大きめサイズのパジャマであれば、充分代用効くと思います。まぁでも専用のものを買っても、退院後、部屋着として便利に活用できるというメリットはあるし、2人目を考えているとかであれば、全然無駄にはならないかな。

www.bellemaison.jp

下着は、わたしの場合、上半身は胸に痛みが出始めた頃からヒートテック(七分袖のババシャツ)しか着ていないので、それと、産褥ショーツは産院で1枚支給されるそうなのですが、産後も使えるという話を聞いて、2枚買い足しました。

わたしは紙ナプキンを中学生の頃以来使ってないので、サニタリーショーツもずっと使っていなかったのですが、以前流産した際に必要と言われて、そこらへんのお店に売ってるものをテキトーに用意し、使ってみたら、術後、蕁麻疹で大変な目に遭いました。産後、また同じことになったら、育児でてんこ舞いな上に無駄な苦しみが増える…!と思ったので、肌に優しい産褥ショーツを探しました。

それで見つけたのが綿100%でフリーサイズのこちら。これ多分産院で準備されているメーカーのものじゃないかなと思います。そのため、産院で支給されたものの、使わなかったという経産婦さんにより、新品未使用のものが400円くらいでフリマサイトに出品されており、安く買うことができました。

amethyst.b-smile.jp

ベビーの退院着には、短肌着とコンビ肌着、2wayオール、おくるみ(ガーゼケット)を持っていくつもりです。

コップはプラスチックのものを100均で購入。同じく100均で、出産時用に必須だという話を聞いた、ペットボトルのストローキャップホルダーも用意しました。テニスボールは現役引退組のものが数個、実家にあるので、それを借ります。
あとは産後の骨盤用に前から持っていたトコちゃんベルトⅡ、  
産前 産後 トコちゃんベルトII 紺 Mサイズ

産前 産後 トコちゃんベルトII 紺 Mサイズ

 

 授乳の助けになるかなと、ピュアレーン(フリマサイトで新品700円)も用意しました。  

 自信がないので、乳頭保護器も買っておくかどうか、相当悩みましたが、たくさん種類があって、使えるかどうかも赤ちゃんによりけりという話だったので、とりあえずまた退院以降に買おうと考えました…産院で貸してもらえるかもしれないし。調べた感じ、メデラかピジョンのものがいいのかな、と思いました。     

 

乳首が陥没とか扁平かな?という不安がある場合は、乳首を浮かせてくれて、かつ保護もしてくれるらしい、メデラのニップルフォーマーがいいかもしれない。結構お高いけど。 

 あとは、普段コンタクトなので、メガネ(メガネケース)と、いつも使っている旅行用ポーチのシャンプー・リンス、コンタクト保存液、保湿クリームの詰め替え容器を100均で買い替えたくらいかな。(300円)

今回の入院準備に使ったのは2,000円でした。
2年前の死産の時に買っていたマタニティパジャマとか、トコちゃんベルトの値段は入れていません。
 
ここまでまとめた記事のトータル金額は…
①ベビー服 7,260円
②ベビー布団 9,600円
③抱っこひも 3,300円
④おむつ用品 12,630円
⑤沐浴・衛生用品 7,300円
⑥入院準備品 2,000円
計 42,090円となりました…!
 
わたしの場合、最低限の物で済ませる!という決意の元、100均や実店舗、ネットやフリマサイトで価格比較を徹底したこと(休職したため、時間だけはあった)、また、里帰り(あらゆる物が揃う)、かつ死産経験あり(以前準備したものあり)ということで、手元のもので済む物が多かったので、産前準備額はこのくらいで済んだのだと思います。普通なら倍とかになるのかも…。
ベビーシートとかベビーカー買ったら、もっとかさむんだなあ。わたしの場合、ベビーシートは上司からありがたい申し出をいただき、譲っていただきました。ベビーカーは産後に中古で買うつもりです。
思っていたより少なく済んだので、出産後は個室にしたいなぁ…。