悪阻フラッシュバック
タイトルの「悪阻フラッシュバック」
椎名林檎やアジカンを彷彿とさせる、
邦ロック感が、そこはかとなくありますね
何の理由もなく(あるっちゃあるが)
しばらく記事を書いておらず、
久しぶりにここを覗いてみたところ、
悪阻や死産に関する特定の記事は
変わらず多くの方に読んでいただいてるみたいで
ブログを立ち上げた甲斐があるなぁとおもいます
今回、9月の最後の日にこうやって
記事を書いているのは、
あれから1年経ったからです
妊娠して、悪阻の症状が出始めたのが、
ちょうど昨年の今ごろでした
季節は秋~冬
わたしは夏が苦手で、
冬が、寒いのが大好きなので、
昨年は1つのシーズンを失ったこと
とても残念におもっていました
でも、失ったのは1つだけではないのかも
というのも、今まさにきてるんです
悪阻のフラッシュバック
妊娠してた頃、話には聞いていましたが、
まさか、そんなことがあるのかと、
半信半疑でした
そして実際、
わたしは死産後、悪阻がぱったりなくなったので
フラッシュバックがあるとしたら、
精神的なものなんだろうともおもってました
でも逆でした
こころではなく、体が覚えてるんですね
銀杏や金木犀のにおい、
秋の冷たい空気と風のにおい、
そしてその秋の中にある、去年のわたし
コンビニや職場の机、通勤路、
においや感覚、場所の記憶が
悪阻の感覚を引き起こします
悪阻そのものではないので、
嘔吐するまではもちろんないのですが、
それらの記憶を思い出しては落ち込むし、
気持ち悪くて気分もなんとなく悪く、
頭もぼんやりしています
悪阻のフラッシュバック、
精神的なものではなく、身体的なものです
心が乗り越えていても、
体はまだ去年のことを乗り越えられないんだなぁ
そんなことがあるって、初めて知りました