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ネテモサメテモ

強がったポーズの女の子

奴隷にならないために、今ここに安住しない

先日、同期と仕事の話をしていて、
ふと気になり、聞いてみた

「今の職場で勤め上げるつもりなの?
 永久就職というか」

聞いた時には他意はない、つもりだった

日本は「終身雇用」絶対主義だ
少なくとも、今のところはまだ

「正社員」、「終身雇用」で
勤め上げることが幸せとされている

ましてやわたしたちは正規の司書
司書として公務員になれた強運の持ち主だ

実際大抵の先輩方は定年まで勤め上げているし
公務員として就職できた時点で多くの人が、
定年まで勤め上げるつもりになるだろう

でもわたしには全くその気がない

上の質問をした同期に
「私はそのつもりです
 ハマダさんは違うの?それはどうして?」
と問われ、わたしはポロっと

「まずどこかに永久就職するというアタマがない
 どこかに勤め上げることを見越して
 ほかの選択肢を失った時点で、
 その職場に従属することになる
 それが何よりこわいから」
と答えていたのでした

このことを言語化したのは初めてのことで
それまでも漠然とは意識していたものの

ああ、だからわたしは油断しないのだな、
外野の視点で職場を見ているのだな、
ということをしっかり意識しました

わたしはどこかに従属して
その絶対的な安心感と、それゆえの恐怖心
をもつことを恐れている

つまり、何かひとつのものを選ぶということは
それ以外の選択肢を捨てるということで
そのひとつに絶対服従するということだ
いわば奴隷となること

それに
もし自分が選んだそのひとつを失ったとき
自分の手には何も残らないということになる

こんなに恐ろしいことがあるだろうか…

結局わたしは臆病で、
何かにすべてを賭けることができないとも、
言い換えることはできるのだけれど

よく言えば、とても注意深くて
常に何かを失くしたときのことを考えている
その時何も残らないということにならないように
あらかじめ周到な用意をしている
物質面でも、精神面でも

たとえば貯金や保険、
夫婦ともに仕事をすること、
何かをする前に失敗したときを想定すること
夫との「最期の会話」を常に意識していること

こういう心配をしない人は、意外と多くて
わたしの考え方の方がマイノリティかもしれない
 
でもわたしはやっぱり奴隷になりたくないし
いつも、自分の足で立っていたいと思う
組織に生かされるのではなく
組織を支える立場でいたい

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