ネテモサメテモ

強がったポーズの女の子

GOING UNDER GROUND とわたし

ひと昔前のロキノン系(そう言ってたよね?)の
バンドを、当時から今までずっと好きで、
いくつかのバンドのライブに足を運び続けています

その中のひとつ、というか
わたしのホーム的存在のバンドが
GOING UNDER GROUND(ゴーイング)です

確か存在を知ったのはラジオ
高校のときだと思います

「ハートビート」をラジオで聞いて、
何この癖になるメロディー!ってなったことです

初めて買ったCDが「アゲハ」(緑のやつ)

アゲハ

アゲハ

アルバム「h.o.p.s」も一緒に買ったような

h.o.p.s.

h.o.p.s.

これが2005年(当時わたし高1)の冬だったので、
多分初めてのライブは
2006年の全国ツアー(高2)で、

次がなんと2007年12月
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当時わたしは高3だったので、
センターを控えた参戦でした、すげえな

わたしは当時、地元の福岡でライブに行ってまして
遠征であちこちから来てるお姉さま方と
仲良くさせてもらったりしてました

ボーカル素生さんの誕生日企画とかもやったなぁ
懐かしい…ライブ前にメッセージ集めたりして
今はもう繋がりなくなっちゃいましたが…

ということでもう12年くらいファンやってて
ライブには30回くらい行けてるかなぁ…

チケットは22枚残ってました
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なんで12年もファン続けてるかというと、
ゴーイングが本当に魅力的なバンドだからです…

ゴーイングのどこが好きか考えてみたんですが、
以下の3つかなと

①センチメンタル感

まぁ何がいいかって、
メロディーも歌詞もセンチメンタルなところですね

音楽の知識があるわけではないので、
メロディーに関してはテキトーなイメージですが

ゴーイングの曲は、明るくないし、軽さもない
どちらかというとマイナー調でクセがある、
ノスタルジーな雰囲気のメロディーのものが多い

もちろん明るい曲もあるけど、
暗くて、冷たい感じの曲や切ない感じの曲も
たくさんあって、わたしはそっちが好きです

わたしは元々そういうメロディーが好きで、
初期のレミオロメンとか音速ライン
ユーミンとかさだまさし(!)が好きなのも、

マイナー調のちょっとほの暗さのあるメロディーに
味があると感じて、惹かれるからかな、と

余談ですが2chの掲示板のタイトルで、
素生さんはセンチメンタルデブなんて
呼ばれたりしていて、
ゴーイング=センチメンタルバンドらしいね

ちなみにわたしも初聴きがラジオだったので、
どんなに爽やかなバンドマンかと思っていて、
実際のビジュアルを知り最初はかなり驚きました
なんてったってあの素敵な声ですからね~

話は戻って次に歌詞ですね
わたしは本をよく読むこともあって
音楽を聴く上で、歌詞は重きを置くポイントです

うちの夫なんかは、
歌詞全く聴かないし覚えないそうですが、
わたしは聴いてる曲の歌詞はすぐ覚えるし、
歌詞が好きな曲は何度もしつこくリピートします

ゴーイングで好きな歌詞は多すぎて
紹介するのすら難しいのですが…

特に好きな曲のものだけ取り上げて紹介します
(これでも選ぶの相当しんどかった)

綺麗な水を探してる魚 あれはいつかの僕と君だよ
いつかの夏に放り出されて
同じ素振りで笑ってみるよ (ランブル)

例えば都会の夜を さまよう二匹のうさぎ
焼けつく地べたで少しこげた (アロー)

似合わないシャツと ほどけた靴ひも
疲れた体で 笑ったりすんだよ (リバーズエッジ)

天気のいい日は何でもできる!
寝間着姿のままで思う (RAW LIFE)

あああ…最高…
歌詞の一節なのに、すでに物語がありますよね
歌詞を見るだけでビジュアルとイメージが浮かぶ
その雰囲気や、そこにいる誰かの気持ちまで、
伝わってくるような感じです

これに、ぴったりのメロディーがつくんだから
もう完璧に魅力的です
センチメンタル万歳!!!!

②ライブのアットホームさ

次!次がライブの魅力です

ゴーイングは、他のバンドと比べて、
男性ファンが多いです
特に、太目眼鏡のおっさんファンが目立ちます
女性ファンは昔に比べてだいぶ減りました…

それでも!
ライブのアットホームなあったかい雰囲気は
変わらないなぁとわたしは感じます

それは福岡でも東京でも変わりません

初心者にも優しい現場だとおもいます
わたしは、他のどの現場よりも
ほんとに楽しく、リラックスして参戦できます

ただ、福岡ではアンコールのときに、
手拍子ではなく
「ハートビート」のサビを歌うのが恒例で、
その文化が大好きだったので、
東京に来てそれがなくて寂しかったな~

③バンドの包容力

わたしが思う、
ゴーイングの一番の魅力です…

「いつまでたっても」という曲があります

これはメッセージソングで、
今はもう脱退してしまったメンバー、
ドラムの丈さんが作った曲なのですが、

サビの歌詞で繰り返し
「ぼくはきみたちを愛している」という
フレーズが出てきます

これ、わたしはファンへのメッセージだと
思ってるんです

一時期ゴーイングのライブで
この曲がよくセトリに入ってて、

今思い返してみると
その時期って、ゴーイングっていうバンドと
ファンとの絆を深める時期だったと思うんですよね

ゴーイングはバンド(メンバー、音楽含めて)の
包容力をファンにアピールして、
ファンはライブでホーム感を強めたんじゃないかと
少なくともわたしはそうだったんです

この曲聴いてるファンの顔見てたら、
もう目をきらっきらさせて、
信頼感マックス!って感じなんですよ!

あの顔見てると、そうか、みんな素生さんに、
ゴーイングに、この会場の雰囲気に、
抱かれに来てるんだな、
「愛してる」って言われに来てるんだな、って

まぁ意識はしてないだろうけど、
ゴーイングのライブって
そういうあったかい場所な気がするんです

そしてもう一曲、5人から3人になった
新生ゴーイングによるアルバム「Out of blue」の
収録曲「the band」の歌詞です

あなたよりもあなたを愛してあげる きっといつも
欲望も卑しさも信じてあげるずっと
だから全部を俺にくれないか?俺にくれないか?

ここに彼らの覚悟を見ました

わたしは、彼らが彼らでなくなるまで
彼らがいなくなっても、
ずっとゴーイングというバンドを好きでいます
というか、そうせずにいられないんです

そして、わたしの夢は
子どもとゴーイングのライブに参戦すること!

なので、まだまだやっててほしい
青春だってセンチメンタルだって
まだまだ続けてほしいです

いくつになっても、人間青春だし
いつだってセンチメンタルな生き物だし
お願いだから…といつも思ってます