ネテモサメテモ

強がったポーズの女の子

雨の日に聴きたい曲【2曲目】

お題「雨の日に聴きたい曲」

1曲目にレミオロメン「雨上がり」を挙げました
どちらかというとポップではねるリズムの曲

お題は「雨の日に聴きたい曲」なんですが、
「雨上がり」はわたしにとって
「雨の日と言えばこの曲」って曲です

これに対して2曲目は
お題通り「雨の日に聴きたい曲」
まぁ本当は雨の日でなくても聴きたくて、
実際いつも聴いてる曲なんだけど

ひこうき雲

ひこうき雲

ユーミンのファーストアルバム「飛行機雲」収録の
「ベルベット・イースター」です

もうね、曲全体がしっとりしていて、落ち着く

わたしがこの曲を繰り返し聴くようになったのは
悪阻で入院していたときで、
寝る前にいつも聴いていました

病院の無機質で寂しい雰囲気にも合ってる

すごく音が小さくて、イントロはピアノ
寂しげでやさしいメロディー

歌い出しの歌詞は
「ベルベット・イースター
 小雨の朝 光るしずく 窓にいっぱい」

サビの歌詞は
「空がとっても低い
 天使がおりてきそうなほど」

小雨の降る、雲の垂れ込めたグレイな情景

そこに登場する女の子は
「迎えにきて まだ眠いけどドアを叩いて」
「きのう買った白い帽子 花でかざり
 むかしママが好きだったブーツはいていこう」

彼女いわく「いつもと違う日曜日」に、
いつも通り好きな誰かに会いにいこうとする

そんな、穏やかな雨の日の始まりを描いた曲です

わたしは雨の日がとても好き
特に家のなかで雨を感じるのが好きです
雨の気配、におい、音、湿り、

江國香織さんの小説の影響もあるかも
わたしも雨には「鎮静作用」があると感じます

雨はコーラがのめない (新潮文庫)

雨はコーラがのめない (新潮文庫)

追記

平成生まれのわたしがユーミンにハマったのは、
このベストアルバムがきっかけでした

「日本の恋と、ユーミンと」
おそろしくぴったりなタイトルで、
初めて知ったときはぞくぞくきました