ネテモサメテモ

強がったポーズの女の子

愛と時間を持て余す

久しぶりにブログを書く

ずっとこのテーマで書こうと思っていて
でもなかなか書く気になれなくて

そしたら先日、
わたしの好きな作家、山崎ナオコーラさんが
連載「母ではなくて、親になる」で、

子どもをほしい理由として、
「寂しい」「暇だ」という気持ちがあると書いてた
何ならそれが正直な気持ちだと

これこそわたしが書きたかったことで
同じことをきちんと発信してくれる人がいることに
感動した

 書きたいけど、正直に書くのは「いけないこと」
「倫理的によくない」と思っていたから
書けなかったんだよな~

ということで、
わたしも最初に子どもを持とうとしたとき、
死産したとき、その後から今まで、
ずっと考えていたんです

どうして子どもがほしいのか
そして、どんな理由なら世間的に許されるのか

理由は一つじゃありません
いろいろあります

 わたしの場合は若いころから
「お嫁さんになりたい」とか「子どもほしい」とか
特に思ったことはありませんでした

だから、旦那はいらないけど、子どもほしい、
とも、思ったことなくて、
ただ、夫のひととの子どもはほしいと思った

これは事実で、
夫に片思いをしていたころから、
周りにそのことを吹聴してドン引かれてました

これは多分大きい理由になると思います
好きな人との遺伝子を遺したいっていうのは、
ごく一般的だし

でももっと簡単に、有り体に、
現実としてあるのが「暇」なんですよ

わたしたちはもうすぐ結婚5年目で
もう新婚ってわけでもなく、
お互いのことは大体わかってるし、
今更お互いに愛を尽くすこともなくなりました

いや、語弊があるかな…
夫婦仲はとっっっても(強調)よくて、
日々幸せなんだけど、
もう夫婦として大抵のことはし尽したというか、
生活が二人じゃ足りなくなっちゃったんですよね

しかも二人とも誰かに愛情を注ぎたい
世話好きなタイプでして、
二人して誰か世話を焼かせてくれる相手を
求めているのです…

でも大人って、世話焼かれたい人、
焼かせてくれる人、なかなかいないんですよね
みんな自分の生活や、相手がいるし
それでフラれては傷ついているんですが…

みんな言わないだけで、
夫婦二人だけじゃ愛情と時間を持て余しちゃって
家族として次のステップに進みたいから
子どもを望むんじゃないかなあ、なんて

あと、人間って孤独だから、みんな
寂しくて、それが埋まる可能性があれば、
いろんなことを試してみる
たとえそれが命を懸けることでも

そういう生き物なんだろなあ、と、
こういうことを日々考えています

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