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強がったポーズの女の子

自家中毒の可能性【悪阻入院5回目記録】

入院して約80日、前回の悪阻入院のトータル日数に追いついてしまいそうな今日この頃です。
 
このブログへのアクセス数、普段は100いかないくらいなのに、先週から280とかになってて、何事かと思いきや、ドラマ、コウノドリで死産が扱われたらしいですね。
 
「泣けるコンテンツ」として、わたしたち家族の話が消費されてるのかな、と思うと、何となく哀しい気がする反面、人間だからそういう気分の時もあるよね、とも思うし、こういう出来事が実際にあるんだってことを知ってもらえるだけでも、ブログを書いた意味があるな、と思います。
 
最近すごく情緒不安定で、特に先週末、久しぶりに嘔吐してしまってからは、漠然とした(としか形容できない)不安にかられて眠れなかったり、夫と言い合いになったり、涙が止まらなかったりしてたんですが、その不安から逃れたい一心で色々調べてるうちに、あることに気がついて、今日はすごく心が穏やかです。
 
そのあること、というのは、わたしの規格外の悪阻が、タイトルにある「自家中毒」に近いものではないか、ということです。
 
自家中毒は、普通小さい子ども〜小学校高学年くらいに起こりやすく(大人でもなる場合がある)、だるさ、嘔吐、腹痛などの症状が見られるそうです。
別名、アセトン血性嘔吐症、周期性嘔吐症とも呼ばれ、嘔吐に特化する症状が多いことがわかります。
 
ストレス性によるものが多く、特にプレッシャーを感じた時や、環境が大きく変化した時に、発作的な嘔吐が止まらなくなり、10分間隔で続いたりすることがあるらしい。
急激に低血糖になり、同時にケトン体が出るらしく、治療は、糖分と水分の補給(点滴)、制吐剤、吐き気どめの服用が中心になるとのことで、4〜5日もすれば症状は落ち着くとのこと。
 
すごくわたしの症状(というか悪阻の症状?)に似ています。
ただ、妊娠悪阻で入院したりするレベルの妊婦でも、そのほとんどが、時期を過ぎれば、そこを脱するのに対して、わたしは退院して自宅に戻る度に、嘔吐の発作に襲われて、15分間隔で吐き続けて、ケトンを出して再入院になる、というところが違って、この発作を起こす症状の出方が、自家中毒と似ているなぁと気づいたんです。
 
おそらく最初の入院は、妊娠して悪阻が始まったことによる嘔吐によるものだと思います。でもそれ以後の再入院は、この自家中毒に近いものかもしれません。
例えば前回の妊娠のとき、家に戻って2週間過ごした後に、嘔吐の発作が始まったこと(おそらく職場復帰のプレッシャー)や、その後も、病院から家に戻って数日もしないうちに、嘔吐の発作が始まってしまったこと(おそらく病院と家との環境の変化や不安感)も、この症状に似た仕組みのものだとすれば、納得がいきます。
 
だってもう現時点で点滴とって1週間たつのに、ケトン出てないし、吐いたの1回きりだし、鼻も鈍感になって、食欲も出てきたから、悪阻はかなり弱くなってるとおもうんですよね。
まぁまだまだ日によっては、だるさや気持ち悪さがあって動けなくなる時間帯はありますが…。
 
わたしの症状が自家中毒に似ているということは、家に戻って数日間、嘔吐の発作さえ止められて、精神的に安定が保てれば、普通の生活を送ることが可能かもしれないということでもあります。
だから次の退院では、退院後も引き続き制吐剤や吐き気どめなどを定期的に服用して、最低限の飲み食いをして、このストレスによる嘔吐の発作を止められれば、再入院の可能性を限りなく低くすることが可能かもしれません。
 
妊娠中は、精神的に不安定になりやすく、自律神経失調症にもなりやすいため、この自家中毒に似た症状がわたしに引き起こされたと考えても、まぁ不思議ではないのかな、と思いました。
 
悪阻が終わらず、発作のように嘔吐が止まらないなど、こういう方が他にもいらっしゃれば、もしかしたら、こういう症状の可能性もあるかもしれません。

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