ネテモサメテモ

強がったポーズの女の子

掻把手術その後【死産後流産その5】

セカンドオピニオンから2日働き、
1週間と1日ぶりに
かかりつけの産婦人科医へ

予想通り、心拍がとれなくなってからも、
一度も腹痛や出血はなかったことを伝える

思っていた通り「稽留流産」とのこと

4日前の内診では見えていた胎芽も、
小さくなってもう見えなかった

今週中に手術かなと、木金あたりを見越して
仕事のスケジュールを調整していたのだけど
早い方がいいと、次の日(水曜)手術になった

死産のときのように、
事前処置(恐怖のラミナリア)はなしとのことで

先生曰く「この週数(9w)なら大丈夫」とのこと

診察後、勤務先に提出する診断書を書いてもらう
わたしの職場では1wの流産後休暇がもらえるのと
掻把手術後1wは安静の指示が一般的らしいので

先生にその旨伝えると
「先のこともあるから10日で出しとくね」と

この配慮により、水曜日が手術だったので、
元々のお休みと合わせて12日間お休みになりました
(手術から2回目の月曜日復帰)

体の回復は順調だったとしても、
気持ちを切り替えて、落ち込まずに働けるか、
さすがに不安があったので
先生の配慮がありがたかったです

そして手術
朝一番の8時半に病院へ(飲食厳禁)
診察時間より前なので、
病院には患者さんはおらず、静かでした

付き添いは1人まで可だったため、夫と行きました

しかし!
 看護師さんに
「駐車場が込み合うので、お昼頃にお迎えに来て」
 と言われ、夫いったん帰宅
付き添い可って案内の紙に書いてあったのに…

今思えばあの時食い下がればよかったのですが、
手術を控えてそれどころじゃありませんでした

わたし一人別室に通され、
手術着に着替え、ベッドの中へ
点滴が始まる(麻酔なし)

迎えに来た看護師さんと手術室へ
診察台に上がり、静脈注射で麻酔
数を数えて、12あたりで気を失う

その後は悪夢を見ているような感じ
すごく痛い(実際に痛いわけではない)、
嫌なことをされた!!という思いで、

ベッドに担架?で戻されて
麻酔の気持ち悪さで胃液を何度か吐きました

麻酔から徐々に覚めるけど、
すごく嫌な気持ちなので、声を上げて泣きながら
夫の名前を呼んで探すも彼はおらず

独りきりの病室で、手を握ったり、
慰めてくれる人もおらず

朦朧とした意識の中で、
夫に「きて」とメールを送りました

近所の病院なので、
いったん帰宅していた夫がすぐ戻ってきてくれ、

わたしの様子を知っていた看護師さんは
さすがに追い返しはせず、
「旦那さんが来てますが、通していいですか?」と
わたしに聞いて、部屋に通してくれました

夫が来てくれ、やっと安心できましたが
つらい気持ちは消えず、
横向きに体を折って、ずっと泣いてました

悪夢を見て、泣いているときのような感じ

冷静になれば
「あれ、何であんなに泣いてたんだろう」みたいな
かなり精神的につらかったんだなと実感しました

12時過ぎ、手術から3時間くらい経ち、
術後の診察を受け、
子宮収縮と抗生物質の薬をもらい、帰宅しました

術後の注意はこんな感じ

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流産の掻把手術は、中絶のそれと同じなので、
時々「ん?」という記述がありますが

この注意に従って2日安静
家から出ず、ほぼ横になって過ごしました
もうほぼ何でも食べられるようになりました

わたしの場合、出血は術後3時間以降はほぼなく、
腹痛もほとんどありませんでしたが、
めまいと立ちくらみ、フラフラ、
熱があるときのような倦怠感はありました

あと、元々慢性蕁麻疹があるのですが、
手術翌日から臀部周りに酷く症状が出て、
結構つらかったです(今も治まらず)

3日後に経過診察
経過は良好とのことで、
追加で3日分抗生物質をもらい帰宅
体調もよく、3時間ほど外出できました